冷淡な辛抱強い愛

大阪中の電気を消して夜空を見上げるのが夢

明日のことなど誰にも分かりはしないさ。

エレファントカシマシというバンドが好きです。

専用のTwitterのアカウントを作ったり、オフ会とかちょっと参加したりするくらいには好きです。

そんな中でよく話題になるのがエレファントカシマシを好きになったきっかけは?」

 

このブログで私の、本当の好きになったきっかけを書こうかなと思います。ああ、今まで嘘ついてたわけじゃないんですよ。端折ってたところもあったりで。長いから。

読める方はどうぞスクロールを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学生の頃でした。

元々趣味どころか好きなものさえなかった私が好きになったものがありました。

お笑いです。

勉強や部活動でピリピリしていきり立っており疲弊していましたが、ある芸人Aのおかげで笑顔を取り戻しました。

 

私はAが大好きになりました。劇場で実際見られた時の興奮は忘れられません。

しかしながら当時まだ中学生です。ひょいひょい劇場に赴くことはできませんでした。テレビだけでは気持ちが何とも収まりません。では、どうやって自分を納得させたのか。

インターネットを活用したのです。

今みたいにスマホはありません。ネットも「オタクのもの」みたいな認識の時代でした。私は幸いにして早くにパソコンを与えられていましたので、ネットで動画を探しまくっていたのです。

 

そうして、見つけた動画が運命の出会いでした。

Aがやっていたコントイベントで相方Bが歌っていた曲。

それがエレファントカシマシでした。

とはいえ、最初はBか作家が作った歌なのかと思っていました。すごくいい場面で歌っていたものですから…(笑わせる場面ではなかったということです)。

調べているとどうやらエレファントカシマシの曲だとヒットするではありませんか。名前は聞いたことあるなあ、くらいでしたから衝撃的でした。

Bはそつなく歌っていましたが相当難しい曲だろうとも思いました。

歌詞を調べた時、涙が止まらなかったです。こんな…自分のための歌がこの世にあるか?と。

エレファントカシマシってそんなとこあるよね。普遍的。

ちなみに、私がその曲の原曲を聴くことができるようになるにはまだ数年の歳月がかかろうとはこのときは思ってもみません。

 

そうして人づてに(?)エレファントカシマシとの出会いを果たした私はあれよあれよという間にハマっていきます。

某動画サイトでMVやライブ映像を見たり。ミヤジが話している姿を見て「ヤバいやんこの人」(どういうヤバいかは想像にお任せします)と感じたり。すべてが新鮮で、エレファントカシマシを知っている自分がどこか誇らしかったです。

パソコンを開きながら宿題することもしょっちゅうで、そのまま寝落ちすることもあったなあ。

私は弱い人間ですが、エレファントカシマシを聴いている間は…魔法にかかっている間は強い自分でいられました。いや、現在進行形で強い自分でいられます。当時はもっとそれが如実だったかもしれません。

 

ざっとこんな感じです。特殊なきっかけだと思います。フェスやテレビで実際に見て好きになったわけじゃないので。

きっかけも変だし、推し方もまた変だし。それは自覚してます。まあ自分は自分ですから、とやかく言われる筋合いはありません。

 

人生の要所要所でエレファントカシマシには助けてもらっています。今後もそうなのでしょう。

先日も車でエレファントカシマシをかけていました。運転が好きということもありますし、なんだか無敵な気がしました。

これからもよろしくな……そんな感じです。

 

ほな、また。

 

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今日のBGM「誰かのささやき」エレファントカシマシ