冷淡な辛抱強い愛

大阪中の電気を消して夜空を見上げるのが夢

俺を力づけろよ。

前回▶︎問うな 涙の訳を。 - 冷淡な辛抱強い愛の最後に次回は名古屋のことを〜なんて記載してましたが、大阪公演があっという間にやってきて通り過ぎたので先にそちらを書きますね。

大阪両日参戦しております。セトリはほぼ変わりませんがサプライズもありました!

 

4/22(土)

母と。開演45分前くらいに到着して、グッズも列が余裕そうだったので買い足しました。名古屋では買わなかったフォトブックとエレファントカシマシ公式がツイしてたポーチをまんまと…。非常にけしからん気持ちです。(自分に)

母は大阪城ホールが初めてだったので、規模に驚くかと思いきややけに冷静で。そういえば感動屋ではないタイプでした。この日もスタンド中段下手側で見え方はどうなんだろう、まあスクリーンもあるしなと思いつつ双眼鏡は母に託し。トイレで迷子になりつつ着席したあと、緊張感のない我々2人の会話を誰も聞いていないことを祈ります(笑)

ほぼ定刻通りに開演。あのオープニングは泣けますね。30周年の時も泣き、今回も翌日含めて泣きまくってます。鼻がキューンとします。白くて長いパーカーをまとったミヤジはどういう立ち位置なんだろうとか考える間もなく、sky is blueのリフが響き渡るわけですよ。で、あの入り。息が合う瞬間の何とも言えないかっこよさよ…。

記憶が薄れつつあるのですっ飛ばしますが、四月の風のちょっと弾き語り(母歓喜)や涙の(こっちまで涙)は見られて嬉しかったです。大阪だったからなのかツアー最後の地だったからなのか。いずれにしてもコンサートの良さを感じたし、名古屋を経てさらによくなってた気がします。最初は機嫌悪そうでした。星の砂で「リズム感がねえな」って怒ったり。ピリピリしていたかも。なんとか自分で?会場の雰囲気で立て直せたかな。

ほくほくした気分で帰り道、母とよかったねえよかったねえと言い合いました。知らん曲も多かったわりには、盛り上がってくれたみたいです。ちなみに一番よかったのは笑顔の未来へだと言ってました。(めちゃくちゃ好きやからね)

 
4/23(日)

家で昼寝をしてしまい、30分前に到着しました。普段は1人でコンサートに行くくせに、周りのみんなが浮き足立ってるのでどこか心細い気分です。今回の席はスタンド上段、やや上手側。だいたい正面です。始まってみれば思ってるより遠くなかった。

個人的には彼女は買い物の帰り道がベストアクト。AメロとかBメロはミヤジにしてはめちゃくちゃ音が低い曲で、声が出しづらそうなイメージですけどこの日は伸びやかでした。懇切丁寧でいて、色っぽい。昔の侍風に吹かれてリッスントゥザミュージックみたいなしっとりした曲の方がミヤジの(歌声としての)魅力が存分に発揮されてると思います。ほんまめちゃくちゃよかった。

曖昧なところもあるのはご勘弁ください。金原さんには「美人でエキセントリック」、笠原さんには「音楽を愛している」、蔦屋さんには「頼もしい」、ヒラマさんには「熱いプレイ」、成ちゃんには「ダンディーに決まってます」、トミには「頼りにしてるぜ」、石くんには「光ってます」って紹介してました。関係性が尊すぎてまぶしかったです。光ってるだけに。

MCは全公演少なめかしら。珍奇男の「あなたの心に…ぴったりくるバラード(色気のある顔)」みたいな煽り(笑)と、風と共にのみんなのうたの話がよかったです。珍奇男といえば!アウトロがえげつなかった。「アーッハッハッハ!」って急に笑い出して…何かが憑依してたわ完全に。怖いんだよなあれ。気迫というか、感情がおかしくなっちゃって泣けてきました🥹30周年ツアーの生命賛歌を思い出しました。

RAINBOWも激アツでした。「俺がヒーローだ!嘘じゃないさ!」って言われたら泣くしかないっていう。花道の真ん中で仰け反って、光の全てを受け止めながら拍手を浴びるあの姿がまさにヒーローすぎるのよね。

この日も四月の風を少し。涙は(時間の都合で?)やらなかったので、母はラッキーですね。びっくりするくらいの真っ赤な待つ男で私は立場の違いを認識し、あくまでクールにエレファントカシマシは去っていきました。ミヤジは2日間とも調子よくなかったと思います。気合いでやり切ってた印象。だからたくさん拳上げて、お前の力必要さ、俺を力づけろよ!ってやったもん。幸せな2日間でした。……あれ?ガストロンジャーは?まあ、気分じゃない時もあるか。

ほな、また。(私の正装とともに)

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本日のBGM「ファイティングマン」エレファントカシマシ