自分という人間は結構普通だと思ってた。
小学校のとき、座れとか喋るなとか言われてるのに聞けなかった人がいてた。何回注意されても教室を出てったり、水ぶちまけたり、もの投げて遊んだり。
そんなんやるの信じられへんと思ってたし、そういう人とは距離を置いてきた。普通に、真面目に、まともに生きた学生時代だった。
大人になって、おそらくあの人たちは若干グレーなところがあったんやろなと妙に納得したんです。
授業の邪魔になるような、人様に迷惑かけるのって後天的に発生したもんじゃないって。
なんか…表現が難しいな。先天性のものかなっていう。
で、自分も仕事しだして、もともと話すの得意じゃないこととか感情が上手く出せないとかそういうのが、今までは小さいコミュニティの中で甘やかされてやってきたことを知ってくわけです。
そうすると自分って全然普通とはかけ離れた人間だったんやと。普通がいいとか抜かしておきながら、型からははみ出したかったんよね。
いや、自らはみ出したかったというよりは実はちっともそんなことなくて…勝手にはみ出てました。
要するに、自分がまともだと思ってるうちは全然まともじゃないんです。
よく言われる話として、「普通」「まとも」ってなんだろう?みたいな。難しいですね。まともにならんようにしてる気持ちもあるし、そんな自分もかっこいいしかわいいところもあるじゃない?
自分は自分のことなるべく好きでいないとしんどいから、これでいいやとも思う…半ば諦めもありますし、来世に期待かなとかさ。
何が言いたいかよくわからんようになってきました。とりあえず母曰く私はヘンコ(:関西弁で変な子)らしいです。ずっと思ってたらしいけど言ってなかったんやって。
親に言われちゃあしょうがねえなあ!
まともじゃないって気づいてからは、ずいぶん気も楽になりましたけどねえ。今後においても人の道は外れず生きていこうと思います。
ほな、また。
本日のBGM「のびしろ」Creepy Nuts